春の訪れ

ごぶさたしておりました。

東日本大震災のちょうど1ヵ月後に、大きな余震がありました。
毎日毎日起こる余震。
少しでも揺れると、背中に緊張がはしります。
身体がこわばります。

6ヵ月になった息子も、余震が起こると、ぐっすり眠っていても、揺れで目を覚ますことが多くなりました。

心穏やかに過ごせる日は、いつやってくるのでしょうか?


それでも。

ここ数日、天気がよく、暖かい日が続いておりましたので、息子をベビーカーに乗せ、日光浴がてら散歩に連れ出しました。

陽の光はあたたかく、やわらかく、少しの間、余震の緊張を忘れさせてくれました。

息子もうれしそうにあたりをキョロキョロ見回して、時折、とびきりの笑顔を向けてくれました。

目を向けた先に、「春」を発見!!
春の訪れ

カタクリです。
それから、
春の訪れ

イチリンソウ。

いつのまにか、当館前の食事処の道路側、斜面いっぱいに咲いておりました。
春が訪れていたんですね。

そこに花が咲いていても、それを観る、いえ、見つける心の余裕が私になかったのです。

花は言葉を発することはありません。
ただ、じっと、何も言わず、きれいな姿だけを見せてくれているのです。

見つけてあげなくては!!


玄関横にはヤシオツツジが、たくさんつぼみをつけています。
去年は7,8個くらいしかなかったつぼみでしたが、今年はもう数え切れません!


春の訪れ


生命力。

ふと、そんな言葉が頭に浮かんでまいりました。


植物たちに力強く応援されているような気さえいたしました。

がんばらなくちゃ!


みなさまのおいでを、スタッフ一同心よりお待ち申し上げております。

「春」を見つけに、どうぞお越しくださいませ。

若女将




Posted by miyamaso at 2011年04月16日14:27
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